麻布十番デートに使える! おしゃれで今っぽい、メキシコ料理の新店(東京・麻布十番)
店内には質感や素材、色彩にこだわることで、メキシコの国旗がなくともメキシコを感じてもらえるようにたくさんの仕掛けをしたそう。内装はデザインをKOTO art&creative worksが、施工を合同会社BEが手掛けています。アドベ建築をモチーフとしたテラコッタカラーの壁は左官職人による仕上げ。本来トルティーヤを焼くための調理器具であるコマールをオアハカから調達し、店内を明るく照らすランプにアレンジしてもらったそう。
また、同店では日本全国の生産者から仕入れた高品質で新鮮な食材をたくさん使ってメキシコ料理を作るので、内装にも伝統的な日本の要素を取り入れています。テーブルとカウンターは和紙職人のハタノワタル氏に和紙を使って加工してもらい、和紙ならでの素朴な風合いや温かみを感じられます。客席はカウンター7席とテーブル4席で、コンパクトな空間だからこそのアットホームな雰囲気で、くつろいで過ごせます。
コースは5品の「ショートコース」から用意していて、おすすめは「ドリンクペアリング付きおまかせコース」13,200円。数千年以上の歴史があるメキシコの伝統料理は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されていますが、日本ではタコスやセビーチェ、トルティーヤなど限られた料理がイメージされがちです。
実際には数えきれないほどの料理の種類が存在していて、料理8品とドリンク4~5杯ペアリングの「ドリンクペアリング付きおまかせコース」では、メキシコ料理の伝統や奥深さ、さまざまな側面を知ることができるようになっています。コースの内容はその時の旬の材料に合わせて、週単位で変更するので、訪れる度に驚きを感じられます。
また、ペアリングのドリンクはワインだけではなくメキシコで昔から愛されるおいしいドリンクも提供するので、さらにメキシコ料理の世界が広がります。 今後は食通な方向けに、もっと特別で贅沢な体験ができる限定のアップグレードメニューも提供予定だそうです。