五色姫タイル画お目見え 伊予市の海浜公園、地元職人が制作(愛媛)
伝説の姫たちがよみがえった!?―。愛媛県伊予市尾崎の五色姫海浜公園に、源平合戦のころに海岸に流れ着いたと伝わる平家の5人の姫をモチーフにしたタイル画がお目見えした。その名を冠した公園の新たなシンボルとして、来園した市民らの目を引いている。 同市上三谷のタイル職人大谷利正さん(73)が制作して市に寄贈した。縦横180センチで、異なる色の着物を着た5人の姫たちとともに、海や夕日などをデザインしている。 地域活性化の一助になってほしいと、市内外の神社や寺、公共施設などにタイル画を寄贈している大谷さん。JR伊予市駅前のトイレに描かれている五色姫の絵を、大小さまざまな計約1万ピースのタイルを敷き詰めて再現した。
愛媛新聞社