今季プレミアに旋風を巻き起こすアストン・ヴィラ 名将エメリに欠かせない5人の戦士とは
TOP4フィニッシュも狙える強さ
プレミアリーグ15試合を終えて、10勝2分3敗で3位につけるアストン・ヴィラ。ウナイ・エメリが指揮するチームは今シーズン、CL出場権を獲得するTOP4フィニッシュも狙える強さを誇る。 英『Daily Mail』は好調なアストン・ヴィラの中で、縁の下の力持ちとしてチームに欠かせない5人の選手を挙げている。 1人目はDFジエゴ・カルロス(30)だ。昨シーズンより加入した同選手は当時のスティーブン・ジェラードの下、GKエミリアーノ・マルティネスと共に副キャプテンに任命されたが、アキレス腱を断裂。昨季は3試合のみの出場に留まったが、復帰した今シーズンはチームの守備の要として活躍。マンC戦はFWアーリング・ハーランドを相手に見事なパフォーマンスを見せた。 2人目はDFパウ・トーレス(26)だ。今夏にビジャレアルからアストン・ヴィラに加入したDFはスペインで2年間エメリと仕事をしており、指揮官のサッカーをよく知る選手の1人だ。ビルドアップの名手とも言われる同選手の存在は、エメリが指揮するチームにとって欠かせない。 3人目はCBと右SBをこなすことのできるエズリ・コンサ(26)である。先月イングランド代表初招集を飾った同選手は多才さが武器の1つであり、マンC戦ではFWフィル・フォーデンを相手に存在感を見せた。 4人目に選ばれたのは中盤の一角を担うMFブバカル・カマラ(24)。MFドウグラス・ルイスとのコンビはここまでプレミア屈指のクオリティを見せており、マンC戦でも中盤の制圧に貢献。同メディアによると、マンC戦で両チームの最多となる3回のインターセプトを成功。また広い範囲をカバーしながらも89%ものパス成功率を誇っている。 そして最後の5人目はMFレオン・ベイリー(26)である。マンC戦で決勝ゴールを決めた同選手は世界屈指のDFの1人であるDFヨシュコ・グヴァルディオルとのマッチアップでも自身の才能を発揮。今シーズンはここまで公式戦21試合に出場し、8ゴール6アシストをマークしている。 好調なアストン・ヴィラには他にも多くのクラブが獲得に興味を示すMFドウグラス・ルイスやエースストライカーのFWオリー・ワトキンス、プレミア優勝経験のあるMFユーリ・ティーレマンス、守護神GKエミリアーノ・マルティネスなどもおり、豪華な顔ぶれとなっている。 マンCとの戦いを制したアストン・ヴィラだが、今月はアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドという強豪との対決も控えている。ここまでプレミアで旋風を巻き起こすエメリ率いるアストン・ヴィラの躍進から目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部