県動物愛護推進センターなどで展示

小学校低学年の部で特賞・あすまいる賞を受賞した米ノ庄小1年の伊藤さんの作品

　三重県が小中学生を対象に募集していた本年度の動物愛護の絵・ポスターの入賞作品が決まった。松阪地区からは小学校低学年の部で特賞の一つ「あすまいる賞」に松阪市立米ノ庄小学校1年・伊藤奏芽（かなめ）さんの作品など5人が選ばれた。 　動物愛護週間（9月20～26日）の一環として1982（昭和57）年から毎年募集している。入賞作品は啓発パンフレットやチラシなどに活用している。 　今回は、小学校低学年（1～3年）の部と同高学年（4～6年）の部、中学校の部の3部門に、小学校7607点、中学校814点、義務教育学校（小学校～中学校まで一貫して行う学校）28点の計8449点の応募があった。県内の美術担当の教職員でつくる県美術教育研究会の3人が6日に選考し入賞作品30点を選んだ。 　県知事賞などと並んで特賞のあすまいる賞に選ばれた伊藤さんの作品は、ヒマワリが咲き誇る晴天の中、子供が犬と共に笑顔で散歩を楽しむ様子を描いた。 　入賞作品は、津市森町の県動物愛護推進センター「あすまいる」で26日まで展示（開場時間は午前9時半～午後4時半まで、休館日でも展示会場は開放）し、その後、来年1月15日まで県内11カ所を巡回。松阪地区では、松阪市立野町の県立みえこどもの城で11月19～26日まで展示予定。 　伊藤さん以外の松阪地区から入選・佳作は次の皆さん。（かっこ内は学校と学年） 【小学校低学年の部】 ▶佳作＝奥田すず（勢和3）、西川侑奈（幸1） 【中学校の部】 ▶入選＝中村暖希（鎌田2）、杉本夏乃音（同）