巨人・阿部監督 9回反撃は「明日につながる」 6回3失点で4敗目の戸郷にも労い「頑張ってくれた」
◇セ・リーグ 巨人2―4ヤクルト(2024年6月21日 東京D) 巨人は交流戦明け初戦となった21日のヤクルト戦(東京D)で最終回の反撃も及ばず、3連勝(1分け挟む)ならず。貯金ゼロとなり、試合前の3位から4位に転落した。巨人のBクラスは5位だった4月6日以来76日ぶり。 【写真】<巨・ヤ>6回、打った瞬間、悔しそうな表情を浮かべ、左飛に打ち取られる岡本和 阿部慎之助監督(45)との試合後の主なやりとりは以下の通り。 ――最後粘った。 「そうだね。明日につながるんじゃないですか」 ――相手の先発投手・吉村に苦しめられた。 「前回の対戦でも手こずったんですけどね。次に当たる時はしっかり対策をしていかないといけないなと思いましたね」 ――先発の戸郷は。 「あまりいいようには見えなかったんで。けどね、何とか最少失点で頑張ってくれた。先に点をあげてしまうとなかなか厳しくなってしまうのでね。そういうプレッシャーのなかで投げなきゃいけないのは大変ですけど、なんとか先取点をあげないように、こっちが先取点を取れるようにすることだと思います」 ――西舘に疲れが見え始めた。 「うーん、まあ勉強ですよ」 ――結果論だが、初回は立岡になんとか。 「そうですね。うん、普通に送れば良かったと言われたらそれまでなんだけど。彼の技術だったり、そういうのを信頼してね。つないでほしかったので」 ――リーグ戦再開。選手に言葉は。 「とにかく、オールスターまで24試合かな。あるんですけど、24試合だとは思わないでね。とりあえず1試合、1試合。全員がヒーローになるチャンスがあるので。そう思って、日々新たに毎日頑張ってくれと。60試合くらいになると、また野球か、また野球かと慣れてきちゃうので。“慣れたら勝てないよ”と言ったので、“日々新たに”って言ったのでね、明日も日々新たにやりたいと思います」