郷ひろみ、自身のバックダンサーだった真島茂樹さん急死に驚き「温かい目で見守ってくれていた」
歌手の郷ひろみが25日、千葉・松戸森のホール21で全国27都市をめぐるコンサートツアー(全33公演)をスタートさせた。 通算110枚目となる新曲「できるだけ、」や「2億4千万の瞳―エキゾチック・ジャパン―」「お嫁サンバ」など王道のヒット曲も含めた23曲を全力でパフォーマンスした。新曲はコーラスが融合されたバラード曲。本番前に報道陣の取材に応じた郷は、110曲目ということで「55(GO!GO!)×2で110。僕も55周年に向けて頑張ろうとしているので、不思議な縁を感じます」と意欲。10月まで行われるツアーの完走へ、新曲にあやかって「GO!GO!GO!GO!」とパワー2倍で突き進むことを誓った。 また郷は、22日に虚血性心不全で急死したダンサーで振付師の真島茂樹さん(享年77)との交流についても語った。郷が20代のころに真島さんがバックダンサーとしてステージをともにした旧知の仲だったそうで、「当時からダンスの域を超えていて、バックを務めてもらっているというより、一緒になって踊ってくれている方だった」と真島さんの華のあるパフォーマンスを信頼していたという。 今月4日には、郷が生出演したNHKの音楽特番「ライブ・エール」の舞台裏で「マツケンサンバ2」チームに帯同していた真島さんと久々に再会したばかりだった。「突然なことだったので、ビックリしているんです。お会いすると真島さんが必ず声をかけてくださって、いつも温かい目で見守ってくれていたので…」と急すぎる別れを受け止められずにいるようだった。
報知新聞社