煮物椀のデザインは“唇” 若手工芸家が作り上げた「茶懐石の器」展示会 金沢市
若手工芸家らが石川の食文化に合うようイメージし作り上げた、茶懐石の器の展示会が金沢市で開かれています。 【写真を見る】煮物椀のデザインは“唇” 若手工芸家が作り上げた「茶懐石の器」展示会 金沢市 金沢市の国立工芸館で開かれている「食を彩る工芸現代工芸と茶懐石の器展」 石川県内で活動する20代から40代の若手工芸家8人が、自由な発想で生み出した「焼き物鉢」や「吸物椀」などの器が展示されています。 作品は石川の彩り豊かな食文化を意識していて、会場には加賀料理が盛り付けられた写真も展示されています。 ■煮物椀のデザインは“唇”「食べていて楽しくなるような器を」 漆作家・五月女晴佳さんの煮物椀は唇がデザインされていて、和をイメージし普段より朱の色味を強く出しているということです。 五月女晴佳さん 「食べていて楽しくなるようなそういう思いを込めて唇3つあるお椀を作った。すごく細かい加飾をしている作品もあるからぜひ近くで見て欲しい」 この催しは12月1日まで開かれます。
北陸放送