濱正悟×兵頭功海、3回目の共演で“秘密のバディ”に「僕らは志波とハルトみたいな対照的な関係に近いのかも」<毒恋>
深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」にて、濱正悟と兵頭功海がW主演を務める『毒恋~毒もすぎれば恋となる~』(毎週火曜夜11:56-0:26、TBS系※放送時間は変更になる場合があります、一部地域を除く)が、9月17日(火)よりスタートする。このたび、濱と兵頭にインタビューを敢行。自身が演じる役どころや、互いの印象などについて語ってくれた。(※取材時はクランクイン前) 【写真】距離感にキュン!濱正悟をバックハグする兵頭功海 ■“ツンデレ男”と“ワンコ系男子”の最強パートナーが誕生! 同ドラマの原作は、2009年度の第1回「TBS連ドラ・シナリオ大賞」で入選、2022年には「月とライカと吸血姫」シリーズで第53回星雲賞「日本長編部門(小説)」で星雲賞を受賞するなど、ドラマ・映画・ゲーム・小説・漫画原作と幅広いジャンルで執筆し活躍する牧野圭祐が書き下ろす同名小説。 ツンデレエリート弁護士とワンコ系天才詐欺師の2人が絶対秘密のバディとなり、痛快にトラブルを解決する新感覚サスペンス&ボーイズラブコメディー。 濱が演じるのは、大手法律事務所の最年少共同パートナーで、数々の大手クライアントの法律顧問として活躍する天才弁護士・志波令真。志波はある日、兵頭演じる謎の天才詐欺師・ハルトと出会い、他人になりすますハルトのその才能に目を付け自宅で“飼う”ことに。だが、恋愛初心者の志波は、献身的に尽くすハルトに“毒”され、次第に“恋”に落ちていく。やがて2人は巨悪と対峙することに。 ■志波は“氷の法王”と呼ばれるも「心の中では結構いろんなことを考えています」 濱正悟(以下、濱):志波は冷酷無慈悲な『氷の法王』と呼ばれていてムダがなく合理的な人物。クールで完璧に見えて、心の中では結構いろんなことを考えています。 ドラマでも志波の心の声がたくさん出てくるので、あたふたしている部分をしっかりと表現してかわいらしさを出したいです。 兵頭功海(以下、兵頭):ハルトはつかみどころがないんですよね。天才詐欺師なので話している言葉が全て本心ではない。そんなセリフの裏面もきちんと表現できればと思っています。 ■クランクイン前から、互いに“絶大な信頼”を置く2人 濱:しかし、昔から知っている兵頭とW主演できるとは…。聞いたときはめちゃくちゃうれしかった。 兵頭:僕もです。尊敬していて、信頼している濱くんと一緒に作品を背負うことができるなんて。W主演は気が引き締まります。 濱:特別な気持ちになるよね。 兵頭:僕はおととし、昨年といろんな主演の方を間近で見て、本当に皆さんすごいなって思ってきたんです。こまやかな配慮はもちろん、現場の雰囲気を明るくする力を持っていて。 今回、僕が同じことができるとは思えないのですが、ハルトという明るいキャラクターに力を借りつつ、現場が楽しい、頑張りたいと思ってもらえるような環境をつくっていきたいです。 濱:兵頭さんに頼っていきます。 兵頭:急に“さん”付けしないでくださいよ! 濱:現場は安全で楽しいのが一番なので、僕自身が率先して楽しんでいきたいです。やっぱり気持ちって伝播(でんぱ)するので、現場の空気はコメディーでできればと思います。 ■2人は“大型犬スマイル系男子”דスマートコメディー系男子” これまで3回共演したことがある2人。お互いの印象を聞くと…。 濱:ハルトがワンコ系男子と言われるのは納得。兵頭もワンコっぽいから “大型犬スマイル系男子”って感じ。表情が柔らかいし笑顔が多いから人懐っこさみたいなものを感じるんだよね。 兵頭:濱くんは“スマートコメディー系男子”かな。人を笑わせるときがスマート過ぎるので。本当にさりげなくボソっと真面目なことを言って笑わせるという。 濱:常々、省エネでありたいと思っているので(笑)。でもこうやって見ると、僕たちは人間的に全然違うと思うな。兵頭のその優しい感じはうらやましくもある。 兵頭:ある意味、僕らは志波とハルトみたいな対照的な関係に近いのかも。ちなみに僕、第1話でキャンプに行くのが楽しみなんです。 濱:撮影は楽しむ余裕もなさそう。でもキャンプは気になるから、終わったら一緒に行かない? 兵頭:僕は濱くんと山登りしたい。いつかは登りたいと思っていて…。 濱:いいよ、終わったら行こう! サスペンスドラマでありつつもラブ要素もたっぷりの本作。 濱:物語が進むにつれてどんどん変身していくドラマです。ハルトにかき乱された志波が変化していく姿を見届けてください! 兵頭:2人のやりとりもかわいいので、思いっ切り楽しみたいです。 撮影=島本絵梨佳/取材・文=玉置晴子 ※「月刊ザテレビジョン」2024年10月号より