国際競争激化の「パワー半導体」城内経済安全保障担当大臣が国内最大規模の工場を視察 石川・能美市
半導体の国際競争が激化する中、城内実経済安全保障担当大臣が25日、石川県能美市の加賀東芝エレクトロニクスの製造現場を視察しました。 【写真を見る】国際競争激化の「パワー半導体」城内経済安全保障担当大臣が国内最大規模の工場を視察 石川・能美市 5月に完成した加賀東芝エレクトロニクスの工場は、電気自動車や家電製品などに使用されるパワー半導体を生産する施設で、国内最大の規模を誇ります。 東芝の栗原紀泰常務執行役員らから事業概要について説明を受けた城内担当大臣は、世界に向けた日本の最先端技術の発信に期待を寄せました。 ■城内担当大臣「サプライチェーンの強靭化に一層取り組む」 城内実 経済安全保障担当大臣 「私自身にとって勉強になり、担当大臣としてしっかり特定重要物資である半導体のサプライチェーンの強靭化により一層取り組んでいく思いが強まった」 加賀東芝エレクトロニクスのパワー半導体工場では、2025年3月から生産を開始する予定です。 【パワー半導体】 モーターや照明の制御や電力の変換を行う半導体。電気自動車やハイブリッドカー、新幹線をはじめ、冷蔵庫やエアコンといった家電などのモーターやコンプレッサーを搭載する製品にも搭載されている。社会インフラから身の回りの家電製品に至る幅広い分野で使われていて、国際的な競争が激化している。
北陸放送