馬に蹴られ意識不明の重体 ベテラン従業員の男性 熊本・宇城市の牧場
熊本朝日放送
熊本県宇城市の牧場で5日、従業員の男性が馬に顔を蹴られ、意識不明の重体です。 警察によりますと、5日午後3時前、宇城市豊野町の食肉用の馬を飼育する牧場から「馬に顔を蹴られて意識がもうろう状態」などと通報がありました。 牧場の従業員で熊本市南区の並岡春己さん(70)が口などから血を流した状態で病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。 並岡さんを蹴った馬は体重が約1トンあるオスの馬でした。関係者によりますと並岡さんは勤続20年以上のベテランの飼育員だということです。また、食肉用の馬は、通常時は厩舎の中で飼育されていますが、体調を整えるため、並岡さんが馬を厩舎から出して散歩させていた際に蹴られたとみられています。警察が当時の詳しい状況などを調べています。