【巨人記録室】連敗ストッパー戸郷翔征、22年から続く甲子園での連勝を伸ばせるか
巨人が「Wエース」で鬼門を突破する。交流戦前最後のカードとなる24日からの阪神3連戦(甲子園)に登板する戸郷翔征投手(24)と菅野智之投手(34)が23日、G球場で調整した。チームは1分けを挟み4連敗中で、甲子園では今季2敗1分けと未勝利。両右腕は聖地では好相性で、先陣を切る戸郷は「勝ち、付けます」。3戦目の26日に体調不良から最短復帰する菅野も「責任をしっかり果たしたい」と3差3位からの首位虎退治へ闘志を燃やした。 【動画】菅野智之が左投げでピッチング * * * 【記録室】 1分けを挟み4連敗中の巨人は、24日から首位の阪神と甲子園で3連戦。今年このカードは4勝4敗1分けだが、東京Dでの4勝2敗に対して、甲子園では▲●●と苦戦している。 初戦の先発投手は戸郷の予告が発表された。昨年、チームの連敗中に登板した試合の勝敗を見ると 2連敗●●●- 4連敗● 3連敗●-● 5連敗● 9度あって6勝1敗の防御率1.73。連敗が止まった試合で6勝は、山崎伊の3勝を抑えて最多だった。今年も3連敗で迎えた5月3日の阪神戦(東京D)で勝利投手になっている。 今年初登板の甲子園は、通算12試合で6勝3敗。球場別の勝利数は本拠地・東京Dの21勝に次ぎ、神宮の4勝を抑え2番目に多い。この球場では22年7月12日にプロ初完封勝利を記録して以降、勝敗なし1試合を挟んで3連勝中。戸郷がチームの連敗をストップさせて、22年から続く甲子園での連勝を伸ばせるか。(阿部 大和)
報知新聞社