「コースも甘い。シュートも弱い」闘莉王が浅野拓磨に怒り心頭!「選んでいるプレーが悪い」【アジア杯】
「2点」評価で「本当は1.5ぐらいだよ」
元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が2月2日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。森保ジャパンのFW浅野拓磨について語った。 【動画】闘莉王がバーレーン戦の森保ジャパンを採点! 動画内で、闘莉王氏は恒例の採点企画を実施。今回は、アジアカップのラウンド16でバーレーン代表に3-1で勝利した日本代表の指揮官と各選手を、基準点を「4」に設定して評価した。 そのなかで、80分からCFに入り再三のチャンスを迎えたものの、結果を残せなかった浅野を「2点」と厳しく評価する。 「本当は1.5ぐらいだよ。いやー、下手だな。今日改めて分かった」とバッサリ。決定機を逃した3つの場面について、それぞれでやるべきだったプレーを挙げていった。 浅野は85分、左サイドをドリブルで突破した三笘薫からの折り返しをフリーで受けようとしたが、ボールを収められなかった。闘莉王氏はプレー選択のまずさを指摘する。 「ステップが合っていないから、別に足を出す必要はない。選んでいるプレーが悪い。あんなに速いスピードで足を伸ばしたら、倒れるに決まっている。 スピードのある人間は流してドリブルすればいいだけじゃん。ボールの方向に合わせて、キーパーが出てきたら、かわせばいいだけ。ボールがキーパーの方向に行ったわけじゃない」 90+3分には、中山雄太のスルーパスに反応した浅野は相手GKと1対1になったが、右足で放ったシュートは阻まれた。 闘莉王氏は「駆け引きが1個もない。コースも甘い。シュートも弱い。誰もが言える当たり前なこと。少しだけでいいので、少し右にもう1回出せばいい。中に出せばコースがめちゃくちゃ広がる。慌てる必要はない」と諭す。 90+5分には、浅野は遠藤航と三笘が繋いだボールを受けて相手DFとの3対1に持ち込んだが、南野拓実へのパスが流れ、得点にならなかった。闘莉王氏はこの場面が「一番ひどい」と憤る。 「2対1ですら簡単。3対1はもっと簡単。つっかける、ディフェンダーが出てきたら出す。誰もが教えてくれた。つっかけないとディフェンダーが後ろに下がるだけ。スピードを上げる必要はない。速いスピードでできないならば、少しスピードを落とすと、簡単になる」 さらに、「とてつもないパスを出したね。酷かったね。『闘莉王氏はめちゃくちゃ辛口だよ。文句しか言わないよ』って、そうなるよ、あのプレーを見ると」と述べる。 現役時代はFWだった前田遼一コーチに矛先を向け、「遼一やれ!100回ぐらい、あの練習をしろ!『同じことをしたら2度と使わない』って言ってやれ!」と吠える。 そして、「プロだよ、海外でやっているんでしょ?恥ずかしいよ。Jリーグでも恥ずかしい、恥かかすな!」と最後まで怒り心頭だった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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