中谷美紀さん(48歳)の夢の叶え方「私の人生は白にも黒にもなれるグレー」|美ST
女優として輝かしいキャリアを1歩1歩積み上げ、トップランナーとして絶え間なく演じ続ける一方でオーストリアでの暮らしを存分に楽しみ、健やかな幸福感に満ち溢れています。知性的でミステリアスな雰囲気ながら、実はとてもチャーミング!そんな色とりどりのオーラを纏った中谷美紀さんに夢が叶う方法を伺いました。 【写真あり】肌が透き通るほど美しい...中谷美紀さん(48歳)
夢が叶い大切なものが増えたのは運と勘とご縁のおかげです
■お話を伺ったのは…俳優・中谷美紀さん(47歳) 《Profile》 ’76年東京都出身。’93年ドラマデビュー以来、映画、ドラマなど数々の話題作に出演。’06年『嫌われ松子の一生』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞ほか、多数の受賞歴を持ち、今年女優デビュー30周年。エッセイ集『文はやりたし』(幻冬舎文庫)発売や12月はウィーン・フィル、ベルリン・フィルオーケストラと共演する『フィルハーモニクスウィーン=ベルリン』で朗読を務めるなど、多岐にわたって活躍。Instagram:@mikinakatanioffiziell ドラマの撮影もいよいよ佳境に入りました。 当初は初めての監督と新たな共演者でものすごく緊張するせいか呼吸が上手くできず、台詞も言いづらく、理学療法士さんに相談し、固まっていた横隔膜を緩めていただきました。ここが緩むと交感神経も緩むそうです。自分でもテニスボール2個を肋骨の一番下に置いてうつ伏せになって自重ケア。最初は痛いのですが徐々に緩んでラクになり、続けていると台詞が言いやすくなりました。 緊張やストレスを解くにはまず体から動かし、リラックスさせるのが手っ取り早いですね。すると気分も変わります。嫌なこと、辛いことがあったら寝るか美味しい物を食べると忘れてしまうので効果的。特に睡眠は大切で、良い睡眠のためにネロリの香りをお供にすることはありますが、有り難いことにどこででもスッと眠れます。 ほぼ撮影をしている日本滞在時は5時間睡眠が常態化するので、短時間休憩でもパワーナップは必ず。このときばかりは食事はナッツとプロテインでお腹を満たし、できる限り寝ています。何もなければ10時間は寝たいタイプ。だからか死が全く怖くないんです(笑)。永遠の眠りにつける、いつまでも寝てていい、こんな最高なことってないでしょ。若い頃からやりたいことをやってきたからそう思えるのでしょうか。