７＆ｉＨＤ、クシュタール買収提案巡り野村証券を起用－英ＦＴ紙
（ブルームバーグ）： カナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールによる買収提案を巡り、セブン＆アイ・ホールディングス（ＨＤ）は、野村証券をアドバイザーとして起用した。英紙フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）が12日、報じた。
ＦＴによると、野村証券は、クシュタールによる買収提案を検討するために７＆ｉＨＤが設置した独立の取締役で構成する特別委員会のアドバイザーに最近任命された。
７＆ｉＨＤは６日、クシュタールによる390億ドル（約５兆5600億円）の買収提案について、同社の価値を「著しく過小評価」していると回答した。これに対しクシュタール側は８日、買収のための「友好的な協議を進める」用意があるとの声明を発表し、買収意欲を再度表明している。
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Tomoko Hatakeyama
