【2023年一番売れた車】コンパクト&低燃費に加えて“遊び心”もある人気車TOP10
6位:スズキ スペーシア マイルドハイブリッド搭載の次期アウトドアモデルも間もなく!?
ホンダ「N-BOX」を追撃するスズキのスーパーハイト軽ワゴンが「スペーシア」。 充実した先進運転支援機能やマイルドハイブリッドシステム搭載などの魅力でベスト10に入ったのだが、実は2023年11月に現行型へとフルモデルチェンジしている。 つまり、この数字はほぼモデル末期の旧型で稼いでいるのだ。現行型は旧型をさらにブラッシュアップ。今後アウトドアテイストのモデルも追加されると噂されるだけに、ついに横綱N-BOXを倒せるか? 今年の売れ行きに注目だ。
5位:トヨタ シエンタ 低燃費で、荷物をたっぷり載せられるコンパクトミニバン
「ノア」「ヴォクシー」よりもコンパクトなサイズのミニバン「シエンタ」。「ヤリス」や「カローラ」は、複数モデルの合算で上位に食い込んだが、単一モデルだけで5位に食い込んだこのシエンタこそ、「実は最も売れている乗用車」と言えるかもしれない。 家族で出掛けるのはもちろん、ちょっとした買い物や送迎にも便利だ。またハイブリッドもあるなど経済的で、3列目シートは2列目シート下に収納できるから、普段は広いラゲッジを確保できる等々、とにかくそつがない。
4位:トヨタ カローラ あえて旧型のセダン&ワゴンまで残して“お客様”に対応
長い歴史を持ち、世界中で売れている「カローラ」は、やっぱり日本でも売れ行き好調だ。 カローラ一族にはハッチバック(スポーツ)とセダン、ステーションワゴン(ツーリングワゴン)、SUV(カローラクロス)がある。つまり、いろんなニーズに対応できる許容力があるというわけ。
さらに、4年以上前に現行型へ切り替わったにもかかわらず、未だに旧型のセダンとワゴンも併売されているのだ。 新型はわずかに全幅が1700mmを超えて3ナンバーになったが、社内規定や駐車場の問題等で「5ナンバーじゃなきゃ!」という人のために旧型が残されたという。 こんな風に“お客様の諸事情”にまで対応するからこそ「次もカローラ」になるんじゃないだろうか。
3位:ダイハツ タント ボードを抱えたままシートにドカッと座れるモデルも
横綱N-BOXを追撃する一番手。助手席と後席の間にピラー(柱)がない「ミラクルオープンドア」が最大の特徴だ。 広い開口部を作り出せるので、傘を差したまま乗り込めたり、子供を抱きかかえたまま乗り降りしやすかったり、横から大きな荷物も載せやすい。