集え!農村の若者たち! 17日、地域活性化考える公開講座 神戸学院大と丹波新聞が共催/兵庫・丹波篠山市
神戸学院大学現代社会学部の市民公開講座が、17日午後1時から兵庫県丹波篠山市細工所のハートピアセンターで開かれる。同大学と丹波新聞社の共催。企業や学生、本紙記者など、地域の第一線で活動する人々が事例発表を行い、成功事例や地域での活動を発信する意義を考えながら農村の活性化を考える。 兵庫県小野市にある鋳型中子製造業「藤原」の藤原弘三さんが基調講演。藤原さんはホテル勤務を経て父が経営する同社に入り、錫製品のブランドを立ち上げたほか、地元加東市の酒米を使った日本酒造りなど、アイデアとオリジナリティーあふれる活動で全国から注目を集めている。 この他、篠山鳳鳴高校の生徒が地域での「探究」活動を、同大学の学生が市内で開いている「山賊ワイルドラン」について紹介。また、同大学講師の菊川裕幸さんが市内の地域資源を活用した事例を発表する。本紙の森田靖久記者は丹波新聞の役割や紙面・インターネットを通した情報発信について語る。 また、一般社団法人「Satoyakuba(さとやくば)」の田林信哉さんをファシリテーターに迎え、発表者らが登壇してパネルディスカッションを行い、地域の将来像を考える。 参加無料。申し込みは同学部のホームページから。当日参加も可。また丹波新聞公式ユーチューブでのライブ配信もある。