宮崎吾朗氏、これまでを振り返る「ジブリパークとジブリ展」に感慨深げ おどけつつ「そろそろ引退もできるのかな」
宮崎駿監督(83)の長男でアニメ監督、宮崎吾朗氏(57)が28日、東京・天王洲の寺田倉庫で行われた展覧会「ジブリパークとジブリ展」(9月23日まで)の東京会場開会セレモニーに登場した。 吾朗氏が構想段階から制作全体を指揮し、2022年に愛知県長久手市に開園したスタジオジブリ作品の世界を表現した公園施設「ジブリパーク」の舞台裏を紹介する展覧会。 2022年7月から全国巡回をしてきた展覧会に吾朗氏は、「2年巡回してますが、美術館でやるより、倉庫でやる方が似合う」と自信。これまでを振り返り、「ジブリに入りましていろんな仕事をやってまいりました。このように、ここまでまとめていただけるとそろそろ引退もできるのかなと思う次第です」とおどけ、笑いを誘った。 また、今後のビジョンについて聞かれると、「まだないんです。夕方から鈴木(敏夫)と会議をして、今後どうしようかなって。引退をしたいって言ってる鈴木にやめることはできないよって言う会議なんですが」と明かした。