「88歳現役医師」健康のため絶対しない3つのこと「生涯現役」「30年間風邪知らず」「大病経験なし」その意外な秘訣は?
「生涯現役で働きたい」「ボケたくない」「寝たきりにならず、最期まで自分の足で歩きたい」と考える人は多いだろう。 日本における代替医療の第一人者である帯津良一医師は、88歳になる今日も現役で臨床の場に立つ。 多忙な日々を送りながらも、88歳まで大病の経験なし、30年間風邪知らずで、最近『1日1分からはじめる65歳からのらくらく呼吸法&気功』を上梓した帯津医師が、「元気と健康の秘訣」を明かす。 【イラストでわかる】「88歳現役医師」が健康のために毎日やっている「超おすすめの呼吸法」は? ■88歳でも体力・気力とも衰え知らず
私は先般88歳を迎えましたが、ありがたいことに体力・気力とも衰え知らずで、現役医師として毎日大変忙しく働いております。 私の1週間は月曜から金曜までは病院(帯津三敬病院/帯津三敬塾クリニック)で診察があり、土日は講演会で地方、その合間に雑誌の連載や書籍の原稿書き……といった具合で、年中ほぼ休みなしです。 「どうしてそんなにお元気なのですか?」 「健康の秘密を教えてほしい」 と聞かれることもしばしばです。
私としては特別なことをしているつもりはないのですが、今回は私が健康のために「絶対にしない」3つのことについてご紹介してみたいと思います。 【絶対にしないこと①】禁酒・休肝日 私の健康法に晩酌は欠かせません。夕方6時からの晩酌が長年の習慣であることは、「『87歳現役医師』が健康のため毎日やる3つのこと」でも述べた通りです。 日中忙しく働き、仕事が終わってホッとして「ああ、今日もよく働いたな」と自分をねぎらいながら一杯やる。これが私の人生最大の楽しみです。
休肝日はありません。1日たりとも欠かすことなく、365日飲みます。 適量を飲むのであれば、休肝日は必要ないと考えているからです。 ■飲む量はだいたい決まっている お酒は飲む場所によっても異なりますが、たとえば行きつけの居酒屋で飲む場合は生ビールの中ジョッキを2杯のあと、口切り一杯のウイスキーのロックを2杯ほど。これまた行きつけのうなぎ屋さんでは生ビールの中ジョッキを1~2杯のあと麦焼酎の口切り一杯のロックを2杯というところです。