犀川を釣りの名所に 金沢漁協、サクラマス稚魚放流
金沢漁協は1日、犀川を釣りの名所にするため、小原町の犀川支流内川でサクラマスの稚魚1万匹を放流した。稚魚は5~7センチの大きさで、2年後に60センチ前後まで成長する。 稚魚は犀川で捕獲したサクラマスの卵を昨年12月、石川県内水面水産センター(加賀市)でふ化させた。組合員はこの日、岸からホースを使って約3メートル下の川に稚魚を次々と流した。 同漁協によると、稚魚は来年春ごろまでに15センチほどに成長し、その後は川を下ってオホーツク海などを巡り、放流から2年後に犀川に戻ってくる。