野々村真がAI化 高齢者の話し相手に 「喜んでもらえるんじゃないか」自信見せる
日テレNEWS NNN
タレントの野々村真さん(59)が、AIとなって介護施設で高齢者と会話するプロジェクトの実証実験が開始。野々村さんが意気込みを語りました。 【画像】野々村真の娘・香音 ストレス発散法明かす「自分じゃない誰かになるみたいな感覚」 今回のプロジェクトは高齢化が進む日本で、高齢者の認知機能の改善や、介護職員の人材不足の解決などを目指して始まりました。高齢者は“AI野々村”とさまざまな会話をすることができ、高齢者のテンポに合わせてスムーズに話すことができるのが特徴だということです。
■「全国でおじいちゃんおばあちゃんの方々に…」
AIのモデルとして野々村さんに白羽の矢が立ったのは、数々の情報番組に出演し、高齢者にも親しみやすい存在であるからだといいます。野々村さん自身も、かつて高齢者施設を訪れたことがあったそうで「スタッフの方々に“いつもよりも数倍おばあちゃんやおじいちゃんの喜びが違った”と聞いて、若い頃からずっと応援してくれていたファンのみなさんがまさにこの層のみなさんなんだなと。喜んでもらえてすごくうれしかったし、僕も感謝、恩返しのつもりで頑張れた」と、高齢者からの人気を実感していたといいます。 この時の経験が、今回のプロジェクトに参加する理由につながったそうで「(直接)行かなくても野々村真と触れあえる、そういうことがこのAIでできると聞いたんで、僕をモデルとして使っていただけたら、全国でおじいちゃんおばあちゃんの方々に喜んでもらえるんじゃないかと思って今回参加させていただきました」と語りました。 この“AI野々村”は2025年の商用導入・販売を目指していて、現在は実証実験中ということです。