【新春7日】中心街で無病息災「七草がゆ」振る舞い「木やり」披露で晴れやかに…学校では新学期がスタート(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
7日朝、鍋の中で湯気を立てていたのはセリやナズナなどが入った「七草がゆ」。「七草がゆ」は、正月のご馳走で疲れた胃腸をいたわるとともに、一年の無病息災を願う習わしとして、1月7日の朝に食べると良いとされています。 静岡市葵区の七間町は、町名の「七」にちなんで、毎年この日に「七草がゆ」を振る舞っています。2025年は、地元の農家が育てた新鮮な野菜をふんだんに使用した「特製七草がゆ」約200食を用意。温かい「かゆ」を求め、長い列ができていました。訪れた人は、「かゆ」を受け取ると、さっそくおいしそうにほおばっていました。 (来場者) 「初めて食べた」「うまかったですよ」 (来場者) 「美味しかった」(「七草がゆ」を食べて)ことし1年健康でいたい」 そして、ここでも新春ならではのイベントが…。 (木やり) 重い材木などを運ぶ際の合図の唄として江戸時代から歌われている「木やり」。7日、県庁前では、「県鳶工業連合会」の関係者約30人が集まり、鈴木知事らの前で新春を祝う「木やり」を披露しました。また、「木やり」にあわせて、とび職人が「まとい」を振りあげると…。高さ6.5メートルの「はしご乗り」を披露。はしごの上で次々と繰り広げられる軽快な技に、大きな拍手が送られました。 (観客) Q.見てみてどうだった? 「すごかった」「僕たちにはやっぱできないなって、ものすごかったですね」 (観客) 「やっぱり素敵だよ~正月これを見ると、あ~お正月だ。ラッキーだ。やった~。って感じだよね~」 「県鳶工業連合会」は、技の披露を通じて「文化の保存や、後継者の育成につなげたい」と話しています。 静岡市内の小学校では、大きな荷物を持って登校する子どもたちの姿が。 冬休みが明け、7日から県内の多くの小学校で新学期がスタート。市立中田小学校の全校集会では、早川 泉 校長が「ことしの干支・へびのように、ひと周り大きく成長できる年にしましょう」と呼びかけました。 (静岡市立中田小学校の児童) 「伝えよう ありがとうを いっぱい」 生活目標として、感謝を伝えることの大切さを確認し、元気よく校歌を歌っていました。教室では…久しぶりにクラスメートと再会し、子どもたちにも自然と笑顔があふれていました。 (担任・児童) 「あけましておめでとうございます」 (担任の先生) 「新しいことに挑戦してどんどん成長する1年にしてほしいなって思ってます」 子どもたちは、書き初めなど冬休みの宿題を提出。4年生のクラスで、2025年、頑張りたいことについて聞いてみると…。 (小学4年生) 「縄跳びの二重跳び系が、まだ1回ぐらいしかできないので、10回とか連続でできるように頑張りたい」 (小学4年生) 「習い事(空手)を頑張りたい」「大会で2位か1位をとりたい」 (小学4年生) 「ことしはバスケを頑張りたい」「まだ始めたばかりだから、みんなに追いつけるように頑張りたい」 (小学4年生) 「ことしは、漢字がいっぱい5年生で出てくると思うので頑張りたい」