来年で音楽活動20周年!山猿、1人のミュージシャンとして大切にしているもの「ライブに全てを懸けてます」
地元福島を愛し、全国に『愛』を発信し続けるアーティスト・山猿さんの最新曲『遠回り』が、12月14日にリリースとなりました。 また、音楽活動20周年を迎える2025年には、3月にワンマンライブを開催することも決定しています。 そこで、今回は山猿さんに、新曲『遠回り』の制作秘話やライブで大切にしていること、ファンの皆さんへの思いなどについて語っていただきました。 ーー12月14日に山猿さんの13枚目のシングル『遠回り』がリリースされました。おめでとうございます!まず、今作はどのような楽曲でしょうか? 山猿さん:(以下:山猿):この曲は、お互い両思いの2人なのにずっと自分だけが片思いだと思っていて、素直に好きだと言えないそんな甘くて切ない恋の物語をテーマにしたラブソングになっています。 ーー前作『ずっと僕の片想いだった人』は、恋から愛へと変化していく心情を温かく描いたラブソングでしたが、前作と比較して意識したことなどはありますか? 山猿:以前、ファンの子に言われたことがあるんですが、僕の作るラブソングはもうイントロを聴いた瞬間から、これはハッピーエンドの曲なのか、それとも失恋しちゃった曲なのか、すぐにわかってしまうみたいで。 それで言うと、前作『ずっと僕の片想いだった人』もイントロが流れた瞬間から、『これは恋人達のラブラブハッピーエンドの曲だな』と感じられる作品だったんです。 だから、今回の新曲『遠回り』はイントロが流れた瞬間からドキドキして、『えーー?これどっちなんだろう?』と思わせるようにしています。 一語一句最後のアウトロまで聴かないと結末がわからない、そんなワクワクするラブソングを作ってみました(笑) ーーサウンド・メロディなどで特にこだわった部分は何ですか? 山猿:やっぱり今回すごくこだわったのが、展開を飽きさせないように、メロはすごくポップな感じに仕上げたことです。秋から冬に変わる季節の変わり目に心が寂しくキュンとなるようなサウンドにしました。 歌詞も、『これは好きになっちゃダメな恋?好きになってもいい恋?』という2つのシーンを思い浮かばせるような展開になっていて、すごくハラハラドキドキするような曲になっています。 ーー来年3月8日に開催予定のワンマンライブ『THE FOURTH 2025』についてもお話を聞かせていただければと思います。会場のVeats Shibuyaは2019年のツアーでも公演を行っている思い入れのある場所ということですが、当時の心境や思い出などを教えてください。 山猿:今から6年前の2019年に大手レコード会社から独立して自分達で音楽事務所のPAC DA RECORDZを設立したんですが、独立して1発目のツアー『山猿だよ!あなたの街で赤い実ハジケちゃってもいいですか?TOUR~2019~』の東京公演を開催したのが、今回の会場のVeats Shibuyaだったんですよ。 ぶっちゃけ独立してからは自分で全国のライブ会場に予約を取らなきゃいけなくて、一軒一軒予約の電話をしたんですが、当初はめちゃくちゃ断られまして…やっぱり立ち上げたばっかりの会社は信用がなかったんでしょうね(笑) 当時はライブがしたくても歌える場所がなくてすごく落ち込んでいました。でもライブを続けていくうちに全国のライブ会場に会社としても信用していただけるようになり、今ではどの会場も快く貸してくださるので、以前と比べてやりやすい環境になってきていて嬉しいです。 ーー山猿さんがライブをする上で心がけているモットーなどはありますか? 山猿:やっぱり体力作りですかね。今でも毎日10キロは必ず走ってます。 ライブ中、どんなに激しいアップテンポの曲を歌っても息一つ切れてないミュージシャンってカッコいいじゃないですか。 だから来てくれたお客さんやファンの子達にカッコ悪い姿を見せたくないので、めちゃくちゃ体は鍛えてます。 あと、僕はグループではなくソロミュージシャンとして全てを1人でこなさなくてはいけないので、1本1本のライブに全てを懸けてます。 そんな山猿のライブをぜひ体感しに来ていただけたら嬉しいです。 ーー2024年はアルバム『あいことば10』のリリースなどもあり、充実した1年だったかと思いますが、今年を振り返ってみていかがでしょうか。 山猿:そうですね、『あいことば10』をリリースできたことは自分にとって凄く力になったし、この作品が完成して世にリリースできたのも音楽の神様に感謝しています。 そしてこれだけは伝えたいのが、人は1人では生きていけないので、こうして音楽人生の中で10枚目のアルバムを作れたのも、ファンのみんなやスタッフのおかげだと強く想っています。いつも支えてくれてありがとう。 ーー2025年は山猿さんが音楽活動20周年を迎える記念イヤーとなりますが、来年の抱負を教えてください。 山猿:こんなこと言ったらファンの子達に怒られちゃうかもしれませんが…今年は海外旅行ばっかり行っててライブまったくしなかったので、来年2025年はライブを沢山やりたいですね(笑) 約束します!海外旅行には行かないから山猿ライブに遊びにきてね! ーーアーティストとして、今後の活動で大切にしていきたいことは何ですか? 山猿:ファンのみんなとの壁を無くすことですかね。 やっぱり芸能界や音楽業界ってなんかファンとアーティストと事務所の壁みたいなものがあるじゃないですか?それを無くしたいというか。 すごくわかりやすく言うと、今インバウンドで海外の方が沢山日本に来ていて、ホテル代がめちゃくちゃ高いんですよ! 1年前ならいつも7000円くらいで泊まっていたホテルの料金が、時期にもよりますが今は25000円とかに爆上がりしてて。ライブスタッフや演者さん、音響さんとかの人数を合わせたら1発のライブ費用がとてつもない金額になってしまうんですよ…! なので、もっともっと全国のファンの方々と仲良くなってホテル代を節約するためにその各地のファンの方のお家に泊まる!これが僕の考えた『ファンのみんなとの壁を無くす』作戦です! あ、ちなみに僕は泊まりません。潔癖症なんで(笑) ーー最後に、ファンの方にメッセージをお願いします。 山猿:来年2025年はわたくし山猿音楽活動20周年の大切な年です。もしみんなの街で僕のライブが決まったら絶対に遊びにきてほしいです。 山猿の音楽に出会ってくれてみんなありがとう。
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