「羽生結弦と懇意にしている記者もいたはず…」いまだに残る「様々なメディア媒体」発言に感じる疑問
羽生結弦の電撃離婚が波紋を広げている。 これまで、芸能人や著名人が離婚発表、あるいは会見をしても、その理由がつまびらかにされることはほとんどなかった。羽生の発表は、 【まるで天使の微笑みだった......】スケートを愛するすべての人を魅了した瞬間......若干14歳。羽生結弦の天使の微笑み 《様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています》 だった。これまで離婚理由に、このような発言をした例は見たことがない。だからこそ衝撃的なのだが、この発表によってメディア全般、特にスクープを扱う週刊誌は非難の嵐に曝されることになった。ただ、現在もなお、首を傾げるメディア関係者が多いのも事実だ。 「仮に許可のない取材があったとしても、誹謗中傷やストーカー行為を本当にメディアがしたのでしょうか。不倫や知られたくない交際ならまだしも、祝福されるべき結婚ですからね。一部の過激なファンが暴走した可能性はありますが、ファンの責任にはしたくない。だからあのように言ったのではないかという憶測も出ています。 そもそも、大手メディアはそんな事をしないでしょう。お相手の方は一般人だと彼は言っていたので、読者や視聴者は誰なのか知りたい気持ちはあっても、名前を聞いてもわからない人に興味は湧きません。注目度が低いとしたら、メディアはそれほど深掘りしません」(女性週刊誌記者) さらに、地方紙の新聞記者は、 「お相手の方の地元紙の報道で、一般人ではなかったことが判明しました。メディアでの露出もあり、地元の名士でした。それでも広く知られている人じゃなかったから、深く追求するところもなかったような気がします。これもそもそもなんですが、羽生くんだけじゃなく、日本のスケート選手を取材するときは慎重にしないといけません。 本人の機嫌を損ねたら、即日本スケート連盟から抗議が来たりして、大会の取材ができなくなります。彼は競技引退してプロになりましたが、連盟との関係が切れたわけではありません。よほどのスキャンダルやスクープでもない限り、本人の了解なくして取材するなんてことはないと思います」 と、疑問を口にする。羽生が「止めてくれ」と、ひとこと言えば、どこも引かざるを得ないという。 他にも腑に落ちないと感じているメディア関係者は多い。 「そんな理由でしたら、まずは直接その媒体か、マスコミに抗議をすればよかった。それに、羽生くんであれば懇意にしている媒体や記者もいたと思うのですが、そことの関係はどうなっているのでしょう。 ほかに理由があるのではないかと考えている関係者は多いです。一般人ではなかった相手の女性や、その関係者が一言も発していないのも気にかかります。考えれば考えるほど疑問だらけなんです」(ワイドショースタッフ) いま世間の興味は結婚相手がどんな人? から、本当の離婚理由に移ってしまった。明らかになることは今後もないと思われるが、日本のスポーツ史に残る騒動になってしまったのは確かなようだ。
FRIDAYデジタル