90歳・草笛光子へ原作者の100歳・佐藤愛子さんから手紙「まだまだお若い」 主演映画・祝公開前日祭舞台あいさつ
女優の草笛光子(90)が20日、東京都内で開かれた主演映画「九十歳。何がめでたい」(前田哲監督、21日公開)のイベント「祝公開前日祭」舞台あいさつに登壇した。翌日の公開を祝して原作者の直木賞作家佐藤愛子さん(100)の手紙が披露され、主題歌「チーズ」を担当した歌手木村カエラは草笛に花束を贈り、今作の素晴らしさを称賛した。 90歳の作家を演じた草笛は「楽しい映画になっているはず」と自信を見せた。妻や娘に愛想を尽かされた編集者役の唐沢寿明(61)は「仕事と家庭はうまくいっています」とあいさつし、90歳の草笛の主演映画の公開を喜んだ。今作の見どころとして孫役の藤間爽子(29)は草笛のチャーミングさを指摘し、前田監督は、肌の修正がないなどその若々しさをたたえた。 佐藤さんの手紙はMCが代読。草笛が肺炎になったことを聞いて驚いたそうだが「たちまち回復されて、さすが90歳、まだまだお若いと、ホッと胸をなで下ろしました。今度お目にかかる時にお互いの『のんびり』について話し合いましょう」などとする内容が紹介された。
中日スポーツ