【横浜好き】ベイスターズの選手がオールスターで躍動
夢の球宴でベイスターズの選手が躍動しました。マイナビオールスターゲーム2024にベイスターズから出場したのが、投手は東克樹、森原康平、野手は山本祐大、牧秀悟、オースティン、宮崎敏郎、度会隆輝の計7人。
山本と牧はファン投票と選手間投票、度会はプラスワン投票、オースティンはファン投票で選出されていた筒香嘉智の出場辞退による補充選手、他は監督推薦で出場が決まっています。
パ・リーグで首位を独走する福岡ソフトバンクに並び、7人が選出されたベイスターズの精鋭たちが、第1戦から大活躍しました。その筆頭格が牧で、2回の第2打席でオリックス・山崎福也から自身3度目の出場で、初アーチとなるソロ本塁打を放つと、続く4回の第3打席でもオリックス・エスピノーザから左中間スタンドぎりぎりに飛び込む2ラン本塁打。
オールスターでの1試合2本塁打は史上23人目(30度目)、2打席連発は15人目(16度目)の記録で、第1戦のMVPに選出されています。
6番・指名打者でスタメン出場したオースティンは、2回の第1打席に山崎から先制点となるタイムリーを放つと、この回打者13人の猛攻で、同イニングに回ってきた第2打席で2塁打を放ち、巨人・岡本和真と東京ヤクルト・村上宗隆と並んでこの日だけでも3人目、歴代では8人目となる1イニング2安打を記録しました。
9番・捕手でスタメン出場した山本も自身オールスター初打席となった2回の第1打席でセンターへのタイムリー2塁打を記録。守備でも東との“名コンビ”でパ・リーグ打線を1イニング無失点に抑えました。
投手は2安打を許すも無失点だった前述の東に続いて、全セの5番手として登板した森原が1イニングを被安打1のみの無失点。それまで3打数3安打だった北海道日本ハム・万波中世から空振り三振を奪うなど、古巣のパ・リーグ相手に快投を披露しています。
記録づくめだった第1戦に続き、第2戦でも5回に代打で登場したオースティンが、オリックスのマチャドから、レフトを守るソフトバンク・周東佑京が一歩も打球を追わない完璧な当たりの2ラン本塁打を放ち、7回の第2打席でもソフトバンク・松本裕樹からレフト前ヒットとマルチ安打を記録しています。