阿蘇を彩る夜の明かり 「恋人たちのイルミネーション」「阿蘇キャンドルナイト」
阿蘇市で11月29日、夜の明かりを楽しむイベントが相次いで始まった。黒川の「道の駅阿蘇」前では「恋人たちのイルミネーション」、小里の「ASO MILK FACTORY」(はな阿蘇美)では「阿蘇キャンドルナイト」と銘打ち、冬の観光誘客を狙う。 イルミネーションは、市や観光業者らでつくる阿蘇カルデラツーリズム推進協議会が主催。道の駅前の噴水広場で、大きなハートを中央に据えた高さ3メートル、幅14メートルの電飾が来年2月16日までの連日、午後6時~同9時半に点灯する。 11月29日の点灯式では、阿蘇市観光協会の永田祐介会長が「温かいイルミネーションの光が、多くの人を照らしてくれたらうれしい」とあいさつ。くまモンや地元園児らがカウントダウンに合わせてボタンを押し、光をともした。 キャンドルナイトは、観光業者やハンドメード作家らでつくる実行委主催。「薔薇[ばら]の舞踏会」をテーマに約7千個をバラドームなどに配置した。実行委代表の村瀨由さん(37)は「炎の揺らめきやキラキラした雰囲気を楽しんでほしい」と話した。
開場は午後6時~同9時で、12月8日まで。料金は大人1500円、阿蘇郡市在住者と高校生は500円。中学生以下無料。(小田喜一、宮崎あずさ)