珠洲・輪島で6日、7日炊き出し 真宗大谷派有志、北海道の僧侶と協力
富山県内の真宗大谷派の僧侶でつくる「富山教区災害復興支援ネットワーク」は6~7日の2日間、能登半島地震で大きな被害が出た石川県珠洲市と輪島市で炊き出しを行う。6日の炊き出しには北海道在住の同派僧侶による「北海道教区災害支援ネットワーク(じゃがネット)」が協力する。5日は両組織の関係者11人が富山市柳町の永宗寺に集まり、食材を準備した。 6日の炊き出しは珠洲市正院小学校で行い、北海道名物のジンギスカンなど150食を振る舞う。7日は輪島市諸岡公民館で野菜の煮物など200食を提供する。 6日の炊き出し協力は、被災地支援の方法を模索していたじゃがネットの岸田理代表が富山教区ネットワークに相談し、今回初めて実現した。岸田代表は「北海道は遠いのでできることは限られるが、なるべく顔の見える形で支援していきたい」と話している。