笑福亭鶴瓶、「やれてよかった」 前作から7年、アフレコ振り返り「ずっとしゃべりっぱなしで…」 映画『怪盗グルーのミニオン超変身』
映画「怪盗グルーのミニオン超変身」(19日公開)超夏祭りイベントが2日、東京・六本木ヒルズ大屋根広場で開かれ、吹き替え声優を務めた笑福亭鶴瓶(72)、片岡愛之助(52)、中島美嘉(41)、山田杏奈(23)、LiSA(37)ら豪華ゲストが色とりどりの浴衣をまとい、ミニオンカラーのイエローカーペットに登場した。 大人気キャラクター「ミニオン」を生み出したアニメーション映画「怪盗グルー」シリーズの長編第4弾。1作目から14年にわたり主人公・グルーを務めてきた鶴瓶は「(前作から)7年もたったので、もうないのかなと思っていたけれどやれてよかった」とにっこり。7日間に及ぶアフレコを振り返り、「ずっとしゃべりっぱなしで、疲れ果てて大変でした。ほんまにいいものができましたので楽しみにしといてください」と力強くアピールした。 吹き替え声優初挑戦の山田は「小さい時から見ていたシリーズにこうして関わらせていただいてすごくうれしい」と声を弾ませた。大悪党を夢見る学生を演じたことから、自身の学生時代について聞かれると「外づらは良かった…」と振り返り、「世の中の不条理に対する反抗心を持っていた時期もあったのですが。今はもう丸くなって、当時の取材記事とかは恥ずかしくて見られない」と苦笑い。 イベント会場はミニオンの特大ねぶたやちょうちんで飾られ、出演者たちは集まったファンとの記念撮影やサインに応じ会場を盛り上げた。 シリーズ初参加でグルーの宿敵・マキシムを演じる愛之助は、キャラクターに寄せてサングラスを輝かせて登場。夏休みの思い出を聞かれ「子どもの頃はなかなか大きいお役についてなかったのですが、夏は勉強会っていうのがございまして、その時には唯一すごく良いお役ができるので、それがすごく楽しみでしたね」と思いをはせるも「この眼鏡で言っても説得力がないですね」と笑いを誘った。
中日スポーツ