支援者に能登方言パンフ作成 キノドクナ=ありがとう
能登半島地震の支援で被災地を訪れた人たちに能登の方言を理解してもらおうと、東北大方言研究センター(仙台市)がパンフレットを作成した。被災者らとのコミュニケーションを助け、適切な支援活動につなげるのが狙い。ホームページにも掲載されている。能登でよく使われる「キノドクナ」は「ありがとう」という意味があるという。 聞き取りにくい発音や日常的なあいさつに使われる方言などを2ページにまとめた。「チキナイ(体がつらい)」「タイソイ(疲れた)」など、医療や介護の現場で必要になる症状や体の部位を表す単語も紹介する。 同センターは、東日本大震災や熊本地震でも方言パンフを作成した。