下水道など利用できる人の割合「汚水処理人口普及率」香川は全国44位…他四国3県も40位台【香川】
香川県は公共下水道や合併処理浄化槽などを利用ができる人の割合を示す、2023年度末の汚水処理人口普及率を発表しました。普及率は全国平均を下回り、47都道府県中44位でした。 香川県の2023年度末の汚水処理人口普及率は81.9%でした。生活排水処理施設の整備を進めた結果、前の年度に比べて0.8ポイント高くなりましたが、普及率は全国平均の93.3%に比べて低い状況で、22年度と同じ全国44位でした。 市町別でみると普及率が最も高いのは宇多津町で99.3%、次いで直島町の99.0%、さぬき市の94.0%などとなっています。最も低かったのは土庄町で49.0%、次いで小豆島町53.1%、観音寺市66.6%などとなっています。 香川県は2025年度を目標年度とする第4次香川県全県域生活排水処理構想を策定し、下水道、合併処理浄化槽等の整備を進めています。 【香川県各市町】 高松市 89.7% 丸亀市 73.6% 坂出市 69.6% 善通寺市 90.8% 観音寺市 66.6% さぬき市 94.0% 東かがわ市 74.9% 三豊市 67.1% 土庄町 49.0% 小豆島町 53.1% 三木町 70.5% 直島町 99.0% 宇多津町 99.3% 綾川町 87.3% 琴平町 84.5% 多度津町 80.3% まんのう町 87.6% 【岡山県、香川以外の四国3県】 ・岡山県89.0% 29位 ・徳島県68.5% 47位 ・高知県78.6% 45位 ・愛媛県83.7% 41位
岡山放送