新潟県五泉市、台風18号で被災の高雄市に義援金 今後の交流に期待/台湾
(高雄中央社)新潟県五泉市の田辺正幸市長らが16日、台風18号で被害が出た南部・高雄市を訪れ、陳其邁(ちんきまい)市長に義援金を贈った他、農業視察を行った。陳市長は、観光や文化、農業などさまざまな分野での深い交流に期待を寄せた。 五泉市はサトイモ、高雄市甲仙区はタロイモが特産品として有名。高雄市によると、田辺市長は昨年、甲仙に五泉のサトイモのルーツがあるという話を聞き、プライベートで訪れていたという。 田辺市長らは、タロイモロールケーキやタピオカとタロイモなどを混ぜたスイーツでもてなされ、高雄のスイーツ作りや農業の経験を学びたいと語った。 また陳市長は、五泉市に対し高雄で開かれる旅行展への出展を呼びかけ、より多くの市民に五泉の特色を知ってもらい、往来や友好関係を増進したいと述べた。 (蔡孟妤/編集:齊藤啓介)