夏野菜ズッキーニ、最盛期 村山の農園
村山市大槙の高橋農園で夏野菜のズッキーニが収穫の最盛期を迎え、生産者が長さ20センチほどに育った実を丁寧に切り取っている。 ズッキーニの外見はキュウリに似ているが、ウリ科カボチャ属の一種で、味にくせがなく、食べやすいのが特徴。国内で食べられるようになったのは1980年代と比較的新しく、本県で栽培している農家は少ないという。 同園主の高橋和義さん(68)は計約5アールの園地で連日約20キロを収穫している。今年は春先から天候に恵まれ生育、品質ともに良好だという。高橋さんは「新鮮なものを届けたい。天ぷらや輪切りにして焼くのがおすすめ」と語った。8月初めまで道の駅むらやまの直売所や県観光物産会館ぐっと山形、仙台市などに出荷される。