大谷翔平、メジャー初の1試合3二塁打で全米トップの14二塁打 シーズン87本ペースで93年ぶりMLB記録更新も
◆米大リーグ ナショナルズ2―11ドジャース(24日・米ワシントンDC=ナショナルズパーク) 【動画】あと少しでホームラン! 3本目二塁打に笑顔の大谷 ドジャース・大谷翔平投手(29)が24日(日本時間25日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発出場。メジャー初となる1試合3二塁打で5試合ぶり今季4度目となる猛打賞をマークするなど、6打数3安打2打点だった。全米トップの打率は3割7分1厘に上昇した。 初回1死の第1打席は打球速度115・6マイル(約186キロ)で右中間を破る痛烈な二塁打を放ち、連続試合安打を「9」、連続試合出塁を「22」とすると、8回1死三塁の第5打席は右中間へ適時二塁打。そして9回2死一、三塁の第6打席では前夜に“衝撃弾”を放ったM・バーンズ投手から左中間フェンス直撃の適時二塁打を放った。試合前の時点で11二塁打は両リーグ最多だったが、この日3本を加えて「14」二塁打となった。当然トップのままとなっている。 歴史的な記録を塗り替える可能性が出てきた。26試合で14二塁打はシーズン換算で約87本ペース。自己最多はエンゼルス時代の22年の30本だが、もう半数近くに迫っている。それどころか、メジャー記録は1931年のアール・ウェッブがマークしたシーズン67二塁打。大谷が93年ぶりに更新するかもしれない。
報知新聞社