坂本花織、開幕50日前のパリ五輪に期待「いろんな競技から金メダルが湧いて」日本から全力応援「楽しみに一生懸命」
令和5年度JOC(日本オリンピック委員会)スポーツ賞表彰式が6日、都内で行われ、フィギュアスケート女子で世界選手権3連覇の坂本花織(シスメックス)が特別栄誉賞を受賞。「すごくうれしい。昨季、ほんとに自分でもすごくいいシーズンだったというのがあったので、評価してもらえてうれしかった。2023~24年シーズンは、国際試合全勝できたのと、全日本選手権と世界選手権3連覇っていう目標を掲げていて、その目標を達成できて、今までにないくらいすごくいいシーズンを過ごせた」と振り返った。 夏季のパリ五輪開幕まではこの日で残り50日になった。注目している競技や個人的な楽しみを問われると、「夏季の競技は本当に強いので、たくさんいろんな競技から金メダルが湧いてくるというか。『どれだけ取れるんだ』って言うくらいいつも夏季の五輪は見ててもすごく『自分も頑張らなきゃ』っていういい影響を与えてもらえる。それを楽しみに一生懸命、画面越しですけど、いろんな競技を応援していきたい」と語った。 坂本は5月上旬、来季の振り付けで北米に行き帰国。 今は新プログラムの練習に励む日々だという。「来季はプレシーズンで、五輪につながるシーズンだと思う。 少しでも自分の自信になるようなシーズンを過ごせたらいいなと思う」と意気込んだ。
報知新聞社