Awich、ラッパー初の『Rolling Stone Japan』単独表紙に登場
■アーティストとしての強い想いや今後のビジョンについて語った1万4,000字のロングインタビューも掲載 【画像】Awich最新ビジュアル Awichが、音楽カルチャー誌『Rolling Stone Japan vol.27』(6月25日発売)で、ラッパーとして初の単独表紙を飾ることになった。 2022年、国内の女性ソロラッパーとしては初の快挙となる日本武道館での単独公演、翌年のKアリーナ公演の成功を経て、名実ともにシーンを代表するラッパーのひとりとなったAwich。2024年に入ると、全米最大規模の音楽フェスである『コーチェラ・フェスティバル』に出演し、翌月にはニューヨークで開催された88risingが主催するフェス、『Head In The Clouds』のステージも踏んだ。そしてこの夏には『フジロック』で、GREEN STAGEの大舞台に立つ。 またAwichは、地元・沖縄の生活困窮世帯の若者を対象に、無償で英語学習の機会を提供するプロジェクトを始動するなど、以前から社会活動も積極的に行なってきた。 女性をエンパワーする楽曲や活動が高く評価される彼女だが、その根底にあるアーティストとしての強い想い、さらなる大きなストーリーを描こうとするビジョンについて、1万4,000字のロングインタビューでたっぷりと語っている。 Awichが表紙の『Rolling Stone Japan vol .27』は6月25日発売。全国の書店、ネット書店、CDショップなどで予約受付中だ。 ■Awich インタビュー(本誌より抜粋) やっぱり私は、「Queendom」を作った時ぐらいから、みんなのためにこのコミュニティの底上げをしたいなという気持ちがあって。自分がかっこよくなるとか、人気が出ること以上に、時代を作るとか新しい考え方を作るとか、よりアイコニックなことをやりたいんですよね。だからそのために“女性”のコミュニティ、“沖縄”のコミュニティを持ち上げる作業をしています。 コーチェラではドージャ・キャットのステージを観たんですけど、やばかったですね。彼女の歌唱スキルとダンススキルもすごかったし、後から演出やコンセプトについて調べたら、筋肉と骨と髪の毛がテーマだったらしいんですよ。「人間の原点を表現したかったのかな」と思いながら、私はめっちゃくらいました。 「アジア人のエクスペリエンスって、こういうものなんだ」と感じることが大事だから、やっぱり自分のルーツがわからないと上辺だけの付き合いになるんですよね。“うわべだけの付き合いやめて”ってモンパチも言ってたんで。だからやっぱり、一回自分をディグっていかないと、深いところで相手と繋がることができない。 書籍情報 2024.06.25 ON SALE 『Rolling Stone Japan vol.27』
THE FIRST TIMES編集部