欧州NLオランダ戦が一時中断 体調不良ハンガリー代表コーチの治療で
【AFP＝時事】16日に行われたサッカーUEFAネーションズリーグのオランダ対ハンガリーの試合が、ハンガリーベンチで医療が必要な緊急事態が発生したことを受け、一時中断された。 【写真】今年のユーロで顔面骨折の重傷を負ったハンガリーのヴァルガ 試合を裁いたヘススヒル・マンサーノ主審は試合開始7分、ハンガリーのアシスタントコーチを務めるアダム・シャライ氏（36）が治療を受けるため、約10分間試合を中断した。シャライ氏は選手やスタッフに囲まれ、白いシートで周りからの視線が遮られた。 担架に乗せられたシャライ氏が観客や選手から拍手を受けながら試合会場のヨハン・クライフ・アレナのベンチから運び出されると、その後試合は再開された。 ハンガリーサッカー連盟（MLSZ）は声明で、「アダム・シャライはオランダ対ハンガリー戦の序盤数分で体調を崩したが、状態は安定しており意識もある。救急車でアムステルダムの病院に搬送され、検査を受けている」と述べた。 元ハンガリー代表のシャライ氏は代表戦通算86試合に出場し、昨年現役から退いていた。2021年に行われた欧州選手権のフランス戦では頭部負傷後に体調不良を訴え、わずか25分ほどで交代したこともあった。【翻訳編集】 AFPBB News
