日傘や小型扇風機で暑さをしのぐ人たち（４日午前、東京都渋谷区で）＝武藤要撮影

　気象庁の発表によると、４日は東海地方や関東地方などを中心に気温が上昇。午後２時現在、３０度以上の真夏日が全国で５１４地点、３５度以上の猛暑日が５６地点にのぼっている。

　静岡市では３９・３度を記録、１９９５年８月２８日の３８・７度を上回り同地点の観測史上１位となった。また、同庁によると、３９・３度は今年の全国の最高気温。

気象庁

　午後２時４０分までに和歌山県新宮市で３７・６度、群馬県桐生市が３７・２度、甲府市、三重県熊野市、静岡県三島市が３６・９度、山梨県甲州市、静岡県川根本町が３６・７度、前橋市が３６・６度となった。

　同庁によると、東京都心では午後０時３１分に３５・０度を観測し、今年初めて猛暑日となった。環境省と気象庁は各地域に「熱中症警戒アラート」を発表しており、水分を補給するなど熱中症への対策を呼びかけている。

　熱中症警戒アラートが発表されている都県は以下の通り。

　茨城県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、静岡県、三重県、和歌山県、徳島県、福岡県、大分県、長崎県、宮崎県、鹿児島県（奄美地方除く）、沖縄本島地方と八重山地方