「築城当時の形状に戻った」弘前城の石垣に最後の石が…「世紀の大改修」26年度に曳き戻しで全完了へ
弘前城で行われている約100年ぶりの「世紀の大改修」は、19日積み直しをしている石垣の最後の一つが積み終わり、石垣部分が完了しました。 【写真を見る】「築城当時の形状に戻った」弘前城の石垣に最後の石が…「世紀の大改修」26年度に曳き戻しで全完了へ 最後の石が空いた部分にぴったりと収まり、2014年度から始まった石垣の改修工事が完了しました。 弘前城の本丸では石垣が外側に膨らむ「はらみ」が発見され、地震で崩落する危険性があるため2017年度に解体作業、21年度に積み直し作業が始まりました。 約7年8か月を要した工事では強度不足の石を60個を新たに削り出して、2185個を積み直したということです。 ※弘前市 櫻田宏市長 「弘前市の関係者のみならず石工職人はじめ多くのみなさんの技術力をいかしてきょうこの日を迎えられたと思っています」 石工たちの経験と最新技術で積み上げられた石垣は、特徴である上にかけて反った形を取り戻しました。 ※弘前市 櫻田宏市長 「非常に美しいなというのが第一印象です。こんなに美しい石垣だったのかというのが率直な感想です」 「世紀の大改修」は、2026年度に弘前城天守を石垣の上に曳き戻し、その後の保存修理で全て完了します。
青森テレビ
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