「映画クレヨンしんちゃん」のゲスト声優を務める（左から）畠中悠、伊藤俊介、北村匠海（Ｃ）Ｕ／Ｆ・Ｓ・Ａ・Ａ　２０２４

　「ＤＩＳＨ／／」のメンバーで俳優の北村匠海（２６）、お笑いコンビ「オズワルド」が人気アニメの劇場版「映画クレヨンしんちゃん　オラたちの恐竜日記」（８月９日公開、佐々木忍監督）でゲスト声優を務めることが１９日、分かった。 　シリーズ３１作目の今回は、現代に恐竜が復活し、主人公の野原しんのすけが暮らすカスカベや東京に降臨する大巨編。しんのすけら「カスカベ防衛隊」が小さな恐竜・ナナと出会い、生命の垣根を越えて交流するストーリーが描かれる。 　北村が声を担当するのは、恐竜好きな生物学研究者・ビリー。ナナの秘密を巡り、しんのすけらと行動を共にする役どころ。「自分の家族像と野原家が近いのですごく安心感があり、子どもの時から大好きな作品」と作品愛を語る北村は「監督さんからお手紙をいただいて、ビリーという人物は北村匠海という人間を想（おも）いながら作ってくれたキャラクターだと直筆で書いてあって、すごく感動しました」と“あて書き”に感銘を受けたという。 　オズワルドの伊藤俊介（３４）は現代に恐竜をよみがえらせたテーマパークの運営＆システム管理者役、畠中悠（３６）はパークのスタッフ役を演じる。伊藤は「（畠中と）ものすごくせりふの量に差があって…これギャラ同じだったらブチギレますよ。本当に」と笑いを誘った。畠中は「お父さんお母さんが（子どもと）一緒に見に行っても楽しめるところが『クレヨンしんちゃん』のすごいところ」と出来栄えに太鼓判を押していた。