『with MUSIC』視聴率低迷で打ち切り必至 日テレ「なんでもいいから企画出して!」の悲鳴
日テレ幹部は有働に大激怒
日本テレビが、大きな番組改編を行うという。視聴率が振るわない番組のうち、来年3月で打ち切りにする番組の選定作業に入り、同時に、新しい企画を社員に募っているというのだ。 【ド派手な高級コートで...!】個性的ファッションで収録へ向かう有働由美子アナ その打ち切り候補筆頭に挙がっているのが、『with MUSIC』だという。 「『news zero』を自らの意志で降板し、有働由美子(55)の希望を実現する形でスタートさせたのに、どうにも数字が上がらない。9月14日放送回では『新しい地図』の3人が音楽番組に初出演ということで話題になりましたが、世帯視聴率はわずか6%でした。それでも『zero』で長年、貢献してくれた有働だけに、当初は『長い目でみよう』という空気もありました。しかし、10月よりテレ朝で『有働Times』を始めたことで日テレの幹部は『うちの報道番組を辞めたのになぜ他局で……』と大激怒しているのです。 そもそも日テレは、『くりぃむしちゅー』の上田晋也さんがMCをしていた『おしゃれイズム』終了直後、裏の時間帯でテレビ朝日の『くりぃむナンタラ』に出られたという遺恨があります。有働さんと『くりぃむしちゅー』さんは同じ所属事務所ですからね。幹部は『もう有働に遠慮しない』と言っているそうです」(制作会社プロデューサー) そうだとしても、なぜ、ここまで日テレは焦っているのだろうか。 そもそも、日テレは13歳~49歳の男女をコアターゲットとした『コア視聴率』を重視した指標を他局に先駆けて作り、個人視聴率とコア視聴率をバランスよく分析して番組作りをしていた。それが、今年に入り、よりコア視聴率を重視した番組作りに変更。それが揺らいだのが今年6月ごろだったという。 「年配の視聴者が好んで見る番組にさえも、このコア視聴率を重視したために、番組そのものの企画が変わったり、出演者の顔ぶれがガラリと入れ替わったりして、結果、視聴率が落ちることになったのです。慌てて編成局が視聴率の指標を元に戻したといわれていますが、時すでに遅し。その結果、視聴率が振るわない番組の来年3月終了を検討しています」(制作会社プロデューサー) ◆なんでもいいから企画書を出せ 終わらせるのはいいが、新しい企画案が全く出てこないことも焦りを大きくしているという。それが形になって現れたのが、10月13日放送の『世界の果てまでイッテQ!』の“祭り企画”に手越祐也(36)が4年ぶりに出演したことだった。 「日テレでは『ウチの強さはバラエティだ』ということで、20代の局員にも『なんでもいいから企画書を出せ』と号令が出ていました。声をかけられている若い作家も少なくありません。手越復帰はそんな中での企画の一つです。これもまさに“なりふり構わず”のキャスティングでした。手越は4年前、コロナ禍にもかかわらず、複数の女性と度々飲み会を開くなどして、事務所から契約解除され、同時に『NEWS』を脱退、『イッテQ!』も降板しました。 その後、番組では女芸人を大量に投入した企画を続けてきましたが、マンネリ化で数字はなかなか伸びませんでした。その間、番組を立ち上げた放送作家が複数辞めてしまうなど、いい話がなかったのですが、彼の復帰で、番組が活気付きました。結果オーライということでしょう」(前出・プロデューサー) その甲斐あってか、視聴率は前回放送(9月29日)よりも3.6ポイントアップし、13.5%と高視聴率を記録したことが局内外で大いに話題になったという。 どんな企画でもいいからと若い局員に新企画を募り、現状の人気番組にも手越のような起爆剤を投入させる“なりふり構わぬ”日テレが今後どんな手を打つだろうか──。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://x.com/FRIDAY_twit
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