7度王者ルイス・ハミルトン、40歳になる2025年からフェラーリに電撃移籍!複数年契約締結で来季より赤い跳ね馬へ|F1
フェラーリF1チームは現地時間1日、2025年からルイス・ハミルトンが加わることを発表した。複数年契約を結んだことがチーム公式メディアを通じて明らかになっている。 F1公式が明らかにしたところによると、ハミルトンはメルセデスとの契約にオプション条項を設けており、2024年限りでメルセデスから離脱することになったという。そして水面下では来季に向けてフェラーリと交渉を進めており、2025年からの契約にサインをした。 1985年1月生まれ、現在39歳のハミルトンは2007年にマクラーレンからF1デビュー。初年度からタイトル争いを演じ、2008年にはデビュー2年目で初のワールドチャンピオンに輝いた。 2013年にはメルセデスへと移籍し、新レギュレーションとなった2014年からは同チームで黄金時代を築く。圧倒的な力を示して2014年、2015年、2017年~2020年と、メルセデスで6度総合優勝を果たし、合計7度のワールドチャンピオンになった。直近2シーズンはレッドブルとの差をつけられた形になっているが、2024年2月時点で通算103勝、ポールポジション計104度と、圧倒的な数字を残している。 F1デビューイヤーからの連続勝利も15年(2007年~2021年)続いていたが、2022年、2023年とここ2シーズンは未勝利に終わっていた。
なお、ハミルトンはこれまでデビューイヤーから一貫してメルセデスのパワーユニットで走っていたが、F1キャリア19年目となる2025年、初めて異なるパワーユニットのフェラーリでマシンを走らせることになる。 先日、同チームはチャールズ・ルクレールとの複数年契約延長を発表したばかり。これで2025年~2026年のフェラーリはルクレール&ハミルトンというラインナップになる見通し。 一方カルロス・サインツはハミルトンに弾かれる形で、今季限りでフェラーリから去ることになった。本人も公式メディアを通じて「フェラーリとの関係は今季いっぱいで終了。その先のことについては、また改めて発表をする」との声明を出している。 フェラーリはまだサインツとの契約期間内であることを強調しつつSNSで「私達にはまだすべきことがある。そのシーズンが残っている」と、サインツの写真を添えてメッセージを発している。
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