菊地真美、シティ・ポップの隠れ名盤『縞馬に乗ったセクレタリー』と『モーニング・デュー』をリリース
菊地真美のアルバム『縞馬に乗ったセクレタリー』が1月25日にリリースされています。また、アルバム『モーニング・デュー』が3月15日(金)にリリースされます。 都会に舞い降りたシティ・ポップの女神、菊地真美の超絶名盤アルバム『縞馬に乗ったセクレタリー』がダブル紙ジャケット仕様で世界初CD化。 1982年にジャパンレコードより発売された本作は、ラーセン=フェイトン・バンドが全面バックアップし、さらに大村憲司、矢野誠、安田裕美、ケン田村らが参加した和製AORの隠れた名盤。矢野顕子やバジー・フェイトンとの共作曲を含む、ソングライター菊地真美の1stアルバム。 1982年にジャパン・レコードより発売された菊地真美の2ndアルバム『縞馬に乗ったセクレタリー』は、惣領泰則がプロデュースを手がけた幻の名盤。録音には井上鑑(key)、松下誠(g)、土方隆行(g)、富倉安生(b)、信田かずお(key)、惣領智子(b,v)他の実力派ミュージシャンが参加したシティ・ポップの金字塔です。 [『モーニング・デュー』ライナーノーツ] 80年代に入り、さまざまな試みがなされるようになった。その自由さこそが、80年代的ではなかったのだろうか。そしてその中から、いくつもの新たな才能が飛び立っていった。一部はシティ・ポップの名のもとに再評価されているが、それもまだ全てではない。まだまだ隠れた名盤が数多く存在しているのだ。菊地真美の『モーニング・デュー』もまさにそんな1枚だといえる。 ――音楽評論家 小川真一