今永昇太が日本人最長タイのデビューから6連勝へブルワーズ戦先発 鈴木誠也も「2番・右翼」でスタメン
◆米大リーグ ブルワーズ―カブス(29日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド) カブスの鈴木誠也外野手(29)が29日(日本時間30日午前8時40分開始予定)、敵地・ブルワーズ戦のスタメンに「2番・右翼」で名を連ねた。今永昇太投手(30)は、日本人最長タイのデビューから6連勝を狙って先発のマウンドに立つ。 誠也は、18~22日(同19~20日)に4試合連続無安打と当たりが止まっていたが、その後は5試合連続安打。少しずつ調子を上げてきた。ブルワーズの先発は右腕のB・ウィルソン投手(26)。これまで9打数2安打の打率2割2分2厘の成績を残しており、11試合ぶりの5号にも期待がかかる。 先発のマウンドに立つのは今永。ここまで9登板で5勝無敗、防御率0・84の好成績を残している。規定投球回(この試合で56)にわずかに及ばない53回3分の2だが、全体トップ相当の防御率。この試合で勝利投手になると、デビューから無傷6連勝で、日本人では02年石井(ドジャース)、14年田中(ヤンキース、現楽天)に並ぶ最長記録となる。 今永は当初24日(同25日)の敵地・カージナルス戦に先発予定だったが、雨天中止になり、スライド登板せずに中10日で休養たっぷりでこの日の登板を迎える。前回登板の18日(同19日)の本拠地・パイレーツ戦では、7回88球を投げて4安打無失点。3登板連続で勝利投手にはなっていないが、これまで全登板で自責2以下と抜群の安定感を見せている。
報知新聞社