全国高校野球1回戦 京都国際は札幌日大を破り初戦突破!北海道出身の高岸選手が2安打1打点で貢献!
8月8日、第106回全国高校野球選手権大会の1回戦が行われ、春夏連続の甲子園出場の京都国際高校が、南北海道代表の札幌日大高校を破り、初戦を突破しました。 京都国際の北海道出身コンビ、3年の澤田と高岸は、「地元の札幌日大と対戦したい」と、この試合を心待ちにしていました。 二人の親も北の大地から、はるばる駆け付けました。 【声】澤田選手の母・美鈴さん 「親元から離れて高校野球をした。 最後の大会で北海道のチームに当たるというのが感慨深い」 【声】高岸選手の父・智浩さん 「一回りも二回りも、たくましくなった。 全力で頑張ってもらえればいい」 1回表、京都国際は1アウト2塁のチャンスを作ると、打席には北海道出身の3番・澤田。 ここは、フォアボールを選び、その後、相手のバッテリーエラーで、2、3塁とチャンスを広げます。 打席には、頼れる4番キャプテン藤本。 ライトへのタイムリーヒットで、京都国際が2点を先制します。 その後、2アウト3塁のチャンスを作ると、もう1人の北海道出身・6番、高岸。 セカンドへのタイムリー内野安打で1点を追加します。 観客席では、父・智浩(ともひろ)さんの喜ぶ姿も。 打線は、さらに8番・金本のタイムリーヒットも飛び出し、京都国際は、初回に4点を奪います。 京都国際のマウンドには、春のセンバツのリベンジを誓うエース中崎が立ちます。 2回に、1アウト3塁と初めてピンチを招きますが、キャッチャーフライで2アウト。 続くバッターを空振り三振に切って取り、得点を許しません。 3回に1点を追加した京都国際は、4回にもキャプテン藤本のこの日、2本目となるタイムリーヒットなどで7点をリードします。 エース中崎は、3点を失うものの、球威のあるストレートと切れのあるスライダーを軸に 9回を投げ切り、春のセンバツ初戦負けのリベンジをみごと果たしました。 【声】京都国際高校 中崎瑠生 投手 「春は投げ切れなくて負けて、そこから悔しくて練習した。 その成果を夏の甲子園で出せて良かった」 2安打1打点で初戦突破に貢献した高岸は? 【声】京都国際高校 高岸栄太郎 選手 「勝負はこれから。 絶対、日本一を取って、北海道に帰れるようにやっていきたい」