【特集】満開の桜の下で…さまざまな人間模様 花見客に聞く 岡山・香川
KSB瀬戸内海放送
6日、7日は岡山・香川でもお花見日和となりました。暖かな陽気に誘われ、満開の桜の下には大勢の人たちの姿がありました。 【写真】枝川緑道公園 岡山・北区大供
■公渕森林公園(高松市)の花見客たち 高松市の公渕森林公園には、ソメイヨシノやヤマザクラなど約5000本の桜が植えられています。500mにわたって続く桜並木は、家族連れなどでにぎわっていました。 ランドセルを背負った男の子。男の子の3兄弟だそう。 (父親) 「新一年生なので記念の写真を撮りにきました」 (新1年生) 「(Q.小学校に入るのはどんな気持ち?)楽しみ」 (父親) 「長男なので、これからどうなるかなというのもありつつでも、本人もすごい楽しみにしているので親の方も楽しみです」 (母親) 「先週も来たんですけど、もう満開が見れてよかった。きれいだったね」 同じTシャツを着たグループがいました。 「(Q.いいですか?)ちょっと待って! タイミング悪い」 フルーツポンチを作っていました。 「(Q.何の集まりなんですか?)陸上部。中学陸上部。(Q.陸上部のシャツで来ようって?)高校はみんな違うけど、思い出づくりしに来ました」 (新6年生の双子) 「まさき?」 「聞こえる」 「うん、聞こえるよ」 普段からトランシーバーでやり取りしているといいます。 「『きょう見た桜はどうでしたか?』って言ってる。まさきから言って」 「まぁ、普通にきれいでしたね。それに桜が散るところがきれいでした」 「やっぱりお花見に来たかいがあって、桜が今の時期満開なので、いろんな種類の桜とかがあって、他にもチューリップとかいろんな花も見れたので、そのぶんとしては来てよかった。最初はそんな来る気なかったんですけど」 (YouTuber) 「パーティーの様子を見せているブイログ、日常系ですね」 「見てたら気分がうれしくなるなとかちょっとでも感じてもらえたらうれしい」 「それを大切にしています」 スリランカ出身で、来日8年目というご家族。お子さんは2歳です。 (スリランカ出身) 「(Q.お花見は毎年しているんですか?)毎年です。僕は夏が、海とかがいいけど、奥さんは桜のこの一週間くらいが一番いい」 ■枝川緑道公園(岡山市)の花見客たち 岡山市の中心部にある、枝川緑道公園。穏やかに流れる枝川に沿って植えられた桜が、静かに花を揺らしています。 岡山後楽園までウォーキングをする途中だという親子。 (母親) 「きれいな花がこのまま落ちてるから、これね、お水に持って帰って浮かべてみようかと思ったりしてね 拾ってたんよね」 (娘・愛理紗さん) 「お仕事は看護師なんですけど、ちょっと海外から帰ってきたばっかりで」 娘の愛理紗さんは、1年間オーストラリアで働き3月、日本に戻ってきたそうです。 (娘・愛理紗さん) 「オーストラリアは桜よりも、ジャカランダっていう紫の花があって、それがとってもきれいでした。こっちもきれいなんですけど、やっぱり桜にしかないはかなさというか。日本の春はいいなって思いました」 マッサージサロンのオーナーとお客さん。 (マッサージサロン経営) 「きれいですね、初めてなんですよ。ここ、桜が咲くんだと思って。この子セラピー犬なんで。お客さまセラピーするはずなんですけど、いつもなでなでされてセラピーされてるんね」 (ガーナ人男性) 「ガーナ。2019年から」 男性は、県内の大学で医療技術を学んでいるそうです。 (ガーナ人男性) 「めっちゃきれいです。ガーナではない、桜ない。楽しい。写真撮ったりとか」 岡山市在住「3匹な、重なっとんじゃ、あっこからよう見える」 カメラマン「どこ?」 岡山市在住「亀、あっこ見える?」 (岡山市在住) 「94(歳)。自分の人生で笑ったことがないわ。苦労しました。親がおらなんだから、十何回くらい奉公に出たな」 (岡山市在住) 「今が一番幸せです、私。生まれてきて今が一番幸せ。苦労いろいろして、笑ったことないけどね、生きてきてよかった。こんなん見れて生きられるから」
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