沖縄本島 大雨や落雷、停電相次ぐ 空の便で欠航も 2日まで雨が続く見込み
沖縄本島地方は31日、東シナ海にある前線を伴った低気圧の影響で各地で雨や雷雨となり、航空路線9便が欠航した。広い範囲で停電が相次ぎ、午前11時すぎにはうるま市で1730世帯、浦添市で800世帯が停電した。午後2時40分ごろには名護市でも340世帯が停電した。順次復旧したが、午後9時現在で南城市の50世帯が停電している。 【写真】沖縄に富士山!? 雨上がりの塩屋湾
沖縄本島地方で4月1日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多いところで120ミリ。沖縄気象台によると1日は曇り、一時雨や所により雷を伴い激しい雨が降る見込み。午後からは晴れ間ものぞく。本島地方では2日まで雨が続く見込み。7日までの1週間降水量は平年並み。 名護市では3月31日午後2時53分に大雨警報(浸水害)が発表された。同3時19分には東村、大宜味村、国頭村で大雨警報(土砂災害)、本部町と今帰仁村には洪水警報が出された。 31日午前0時から午後8時までの降水量は同日東村で99.5ミリ、渡嘉敷村で84.5ミリ、本部町で80.0ミリ。 31日に欠航したのは、琉球エアーコミューター(RAC)の那覇―久米島間の2往復4便、那覇―与論間の1往復2便、石垣―与那国間の1往復2便、日本航空(JAL)の那覇発沖永良部行きの1便だった。 (渡真利優人)
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