ウクライナが破壊工作か クリミアで同時火災
【モスクワ共同】ロシア独立系メディア、アストラは30日、ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島の東端ケルチの4カ所でほぼ同時に火災が起きたと報じた。火災により5万人以上に影響する停電が発生。政権寄りのロシアメディア、マッシュは破壊工作の可能性があると伝えた。 一方、ウクライナ国防省情報総局のユソフ報道官は、ロシア北部ムルマンスク州の軍用飛行場を攻撃し、2機の超音速戦略爆撃機ツポレフ22M3に損傷を与えたと米政府系のラジオ自由欧州・ラジオ自由(RFE・RL)に明らかにした。攻撃は27日にあったと報じられたが、実際は25日だったと説明した。