NZ製造業PMI、10月は45.8に悪化 3カ月ぶり低水準
[シドニー 15日 ロイター] - ニュージーランド銀行(BNZ)とビジネスNZが15日発表した10月の製造業パフォーマンス指数(PMI、季節調整済み)は45.8と9月の47.0から低下し、7月以来最低となった。 景況改善・悪化の分岐点となる50を引き続き下回った。 最近の金利引き下げにもかかわらず、製造業部門がなお強い逆風に直面していることが浮き彫りになった。 BNZのシニアエコノミスト、ダグ・スティール氏は「最近の調査は、活動に対する期待改善と現状の弱さに大きな対照があることを示している」と述べた。 ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は8月に政策金利を2020年3月以来初めて引き下げたほか、10月にはさらに50ベーシスポイント(bp)引き下げて4.75%とした。 今月には景気減速を受けて3会合連続の利下げを行うとの観測が広がっている。