上原浩治氏（2019年12月8日）

　上原浩治氏と能見篤史氏が29日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演。ドジャースが地区優勝を決め、大谷翔平が初めて挑むプレーオフについて語った。 【写真】WBCのチャンピオンリング 　上原氏は「戦い方はガラッと変わる。選手個々がもう1つギアを上げる感じ。先発ピッチャーは100球で代わるイメージがあるが、120球投げたりもする。中継ぎも普段より2キロ、3キロスピードが速くなったり、この試合で終わってもいいやみたいな感じで投げるのがプレーオフですね。（選手は）本当にワールドシリーズに行きたい、ワールドシリーズで勝ちたい想いが強いです。球場の雰囲気も変わります。声援がめちゃくちゃうるさくなります。（チャンピオンリングのために）戦っている。お金ではない。このリングを得るために、みんな頑張っています。（重みが）全然違います。今日は持ってきてくれと言われましたが、見せたくないと思いました。そう簡単は見せたくはないですよ。もうちょっと日がたってから見せます」と笑みを浮かべながらコメントした。 　大谷は27日（日本時間28日）のロッキーズ戦に「1番DH」でスタメン出場。第4打席に特大の54号3ランを放つなど、5打数4安打4打点をマーク。打率もリーグ2位の3割9厘まで上げ、3冠王を射程に捉えた。57盗塁目も記録し、イチロー氏がマリナーズで01年に達成した日本人最多盗塁数を更新した。また、26日（日本時間27日）の本拠地最終戦のパドレス戦でV打となる右前適時打を放ち5打数3安打1打点。悲願の地区優勝を手にした。