落車の恐怖心が浮き彫りに 競走得点44点台ガールズケイリン鈴木彩夏の秘めた可能性「練習の数値はケガ前に戻っている」
川崎競輪場のミッドナイト競輪「ウィンチケミッドナイト競輪(F2)」は16日、初日を迎える。1Rのガールズ予選1に出場する鈴木彩夏(28歳・東京=110期) に話を聞いた。 昨年7月の青森2日目に落車し鎖骨を骨折した鈴木彩夏。12月の奈良で復帰したが、その後は2着が1度あるだけで大敗が目立つようになってしまった。 「練習やパーソナルトレーニングの数値はケガする前に戻っているんです。でもレースになると全然ダメで…。無意識のうちに(恐怖心が)出てしまうのかも。(今期の)点数もついに44点台になってしまった。まずは点数を取れるように戻していきたい」 追走技術には長けており、キッカケひとつで一変する可能性は十分に秘めている。車券的にはむしろ今が狙いころかもしれない。競走得点に惑わされず連下で押さえておくと、いいことがあるかもしれない。(netkeirin特派員)